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しあわせのさがしかた

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「看護の日」に思う  

今日はちょっと真面目に語ります。長いです。




「ユマニチュード」

みなさん、聞いたことありますか?



フランス生まれの認知症ケア方法だそうです。
わたしは恥ずかしながら初めて聞くコトバでした。

たまたま見ていたTBSの報道特集で扱っていて
いったいコレはナニ??と釘付けになり、
片付けの手を止めて見入ってしまいました。

反抗的な態度を取る日本の認知症患者がユマニチュード考案者の
フランス人によって短時間でみるみる変化する様子を見て...


涙がポロポロ流れて来ました。。。




医療の現場でご高齢の患者さんが入院を機に認知症が進んで
不穏状態に陥ってしまうことがあります。
治療や回復、入院生活に支障をきたしてしまいます。


医療スタッフやご家族に暴言を吐いたり時には暴力も...
わたしも病院勤務の時にたくさん経験しました。

治療のために行わなければならない行為を拒否されたり
時間がかかることでさらに患者さんに負担を掛けてしまうことも
少なくありませんでした。

番組ではさまざまな問題行動は自らを守ろうとする防衛反応であると。

認知症患者さんにとってはケアされることがアプローチの方法によっては
自分を脅かしていると誤認してしまう時があるんですね。

とても悲しいことです。



その方にとっての最善を求めてスタッフで話し合ってもなかなか
良い方法が見つからないこともよくありました。


その中でもひとり、忘れられない人がいます。
60代(Aさん)で現役時代は科学者だった方。
TVを見ながらAさんを真っ先に思い出しました。


あの時、このユマニチュードのスキルがわたしたちにあったら...


Aさんもそして看護するスタッフもどんなに救われただろうか...


そう思うと涙がポロポロ。。。
ずっと忘れられなかったんだな...と自分に驚きました。


認知症患者をケアする看護師が離職するケースが多いと番組は伝えていました。
現場は疲弊しているんですね。人手不足は悪循環を生んでしまいます。



認知症患者である前にひとりの人間。

人を人として扱うこと、人間の尊厳を大事にすることは
認知症患者に限らず医療・介護の現場で共通して、
忘れてはいけないものだと思います。


それは分かっているのに、ノウハウがなかった当時の私。
ユマニチュードのスキルを身につけて、20年前に戻って
もう一度Aさんのベッドサイドに立ちたい気持ちです。



奇しくも昨日5月12日は看護の日でした。
看護の日は近代看護教育の母フローレンス・ナイチンゲール生誕の日です。


看護の道に進んでくれたわたしのかわいい姪っ子、この日が戴帽式でした。
戴帽式とは、看護を目指す学生がナースキャップを受け取り、
看護に対する意識を高め、責任の重さを自覚する儀式です。


姪から写真が送られてきて、ふと自分の戴帽式のことを思い出しました。
ろうそくを持って厳かな雰囲気で行われた式、すごくすごく感動したのを
しっかりと憶えています。


もしも、また患者さんのベッドサイドに立つときがあったら
この時の清らかな気持ちを忘れないでいたいなと改めて思います。



昨日はナイチンゲールが書いた「看護覚え書」をもう一度開き、
関わったいろんな患者さんを思い出していました。


看護覚え書はずいぶん前に書かれたものですが、いつ読んでも
初心に引き戻してくれる普遍的な看護のバイブルです。





   +   +   +



ユマニチュードはまだ日本では始まったばかりですが、
少しでも認知症の患者さんが人間らしく生きられるように、
介護する側の負担が少なくて済むように普及していってくれたらいいな。

そして、今の自分に出来ることは介護予防で携わる方々の
認知症の発症を抑えたり遅らせることが出来るようにすること。

今まで以上に目的意識を持って仕事を頑張っていこうと思った1日でした。



+++応援ありがとうございます+++
   にほんブログ村 主婦日記ブログ 40代主婦へ

いつも長くなってしまいます...
もっと簡潔にまとめられるようになりたいです。。。

















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category: 自分のこと

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コメント

ゆよんちゃん♪

私は 看護師じゃないので
難しいことは言えないけど
最近 仕事をしてての疑問を
ゆよんちゃんが 答えてくれました。

認知の方が多くなって
入院中に進み、私たちも傷だらけになりながら
対応してて・・・
体の傷は 時間が経つと治るけど
暴言図られると・・・近づきたくないくらい
落ち込みます。

私たちは 可哀想~と 遠巻きで介護すればいいけど
看護師はそう行きませんもんね。
人手不足なのに 余計な仕事が増え 悪循環。


「人として扱う」あたりまえなことが
難しくなってしまっているので
明日から 考え方を改めて^^
いきたいと思います。


今、看護学生が実習に来ています。
キラキラ輝いていますよ。

・・・ナースキャップを被った ゆよんちゃんは
どんな感じだったのかな?

URL | rio #4i8CRT6.
2014/05/13 18:23 | edit

rioちゃんへ

rioちゃんのところも同じようなケースで悩みがあるのね。
すごく分かる。暴言はつらいよ。
なんでこんなこと言われながらやらなきゃいけないんだろうと
いう思いをぐっと堪えてみんなやっているんだよね。

ご家族にしてみたら元気だったころの本人とのギャップで
さらに傷つくし、スタッフに肩身の狭い思いも...
どんどん悪循環になっちゃうんだよね。

ユマニチュード。
TVを見ながらそんなキレイ事で済まないよ...と最初は
疑ってたんだけど事例を観たらびっくりだったよ。
基本理念はずっと授業でも実習でも言われ続けて来た
「人間の尊厳」というシンプルなもの。

rioちゃん、現場は日々本当に大変だと思うけど
少しでも双方にとっていい方向へ向かうよう遠くから応援してます。


実習生、かわいいでしょ。
コワーイ看護師の指導者に泣かされても助手さんがやさしくて
いろいろ教えてくれて救われたの憶えてる。

わたしのところにも実習生がくるんだけど、かわいくて一生懸命で。
「頑張って!」という母のような気持ちで見ています^^

P.S
rioちゃんのブログ、ちょっと前にお茶碗一緒の使ってると
思って嬉しくてコメントしようと思ったら、うまく出来なくて。
以前のように簡単にできなくなってるのかな?
コメント出来なくて申し訳ないけどいつも読んでるからね♪

URL | ゆよん #-
2014/05/14 07:00 | edit

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